今通販ではさまざまなデザインや素材の激安の風呂のれんが販売されています。
無地染めちりめんでサイズは縦69センチで横は47センチのもので3,000円、
綿のれんのサイズが縦107センチで横90センチのものでも4,000円と激安になっています。
文字は入っていませんが、ほとんどの販売元が字入れなどの相談に応じることが可能のようです。
のれんは、湯気や濡れた手で触ることが多くなることが予想されることから、
高級ではなくて手触りの良いものが好まれると思われます。
完全にドアを閉めてしまうのも特に夏などは息苦しいし、
のれんくらいが風通しが良くてちょうど良い感じになります。
洗面台などが併設してある場合も、人目を気にせずお顔などのケアをすることができます。
風呂場や洗面場などの場所でなにかと便利なのれんが
激安で販売されているので、急に入って来たり前を通る家族の目が
気になるという方は、是非のれんを活用されることをおすすめします。
のれん文化は、遠く平安時代からあったといわれています。
当初は、風や光・塵などを防ぐ役目や人目をはばかる場合などに使用され、
しかも農村や漁村で広まっていましたが、室町時代になって商家が店の入口に
かけるようになり、メッセージ性をもつように変化していきました。
といっても最初は動物や道具などの絵を描いたものが主で、
文字が書かれるようになったのは江戸時代になってからといわれています。
飲食店では、のれんが出ていると「営業中」で閉店するときは店内に入れてしまいます。
お客さんが店から出る時にちょっと手を拭いていくことで、のれんが汚れているほど
その店は繁盛していると言われたものです。
銭湯にかけてあるのれんも類に漏れず、メッセージ性とちょっと濡れた
手を拭くといった感じでいい具合に色合いがよくなっていくのではないでしょうか。
平安時代は庶民の家から始まったとされているので、
自宅の風呂場にかけてみるのも一興です。
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